トランス脂肪酸 trans fatty acid

こんにちは!
本日はトランス脂肪酸についてお話ししたいと思います
トランス脂肪酸という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
実は諸外国では、このトランス脂肪酸を厳しく制限・管理(使用禁止や含有量表示)しているケースがよく見られます
そもそもトランス脂肪酸とは、マーガリンやショートニングなどの加工油脂や、これらを原料として製造される食品のほか反芻動物の肉や脂肪中などに含まれる脂肪酸の一種です
トランス脂肪酸は、牛肉や乳製品などに微量に含まれる天然由来のものと、人工的に生成されるものがあります。
天然の食品は牛乳やなどの乳製品、牛肉や羊肉で含まれるのは極微量です人工の方は、液体の「植物油」に水素を添加して硬化させ、固体の「油脂」を製造する工程で生成されます
食品メーカーによっても異なりますが、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の含有量は約10~14%とかなり高いものとなっています日本人が1日に摂取する「トランス脂肪酸」は、平均で0.7~1.3グラムとなっています
脂肪の多い菓子や食品の食べ過ぎなど偏った食生活の人は、トランス脂肪酸摂取量が平均値を上回る可能性があるとしていて、またもともとトランス脂肪酸が含まれていない油でも、高温で油を精製する際や、炒め物や揚げ物で高温になった際に、トランス脂肪酸が発生します
トランス脂肪酸には悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させる働きがあるといわれ、トランス脂肪酸を過剰摂取すると動脈硬化を促進させ、それに伴う心臓疾患や脳血管障害、またアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患のリスク要因、最近では記憶力が低下する傾向にあることが報告されています
WHOではトランス脂肪酸の摂取量を摂取エネルギーの1%未満にすることを勧告しています
デンマークでは、食品中のトランス脂肪について、最終製品に含まれる油脂100 g当たり2gを超えてはならないとする規則を設けています
カリフォルニア州やニューヨーク市など一部の自治体では、レストランなど外食産業に対して、一食当たり0.5g以上のトランス脂肪酸の使用を禁止する規制などを行ってきています
しかし、日本では「トランス脂肪酸」の含有量などの表示が義務付けられていません
皆さんも食品を買うとき何が入っているか確認してみてください。

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